2023-01-01から1年間の記事一覧

12/16 奇跡の人 読了

久しぶりの原田マハさん。奇跡の人ってヘレンケラーだよな、マハさんだったらどう描くんだろうと思って購入。それにヘレンケラーって言っても三重苦をサリバン先生と一緒に克服した人ぐらいしか知らなかったので読んでみようと思った。 が、しかし、出だしか…

11/19 伊桜里 高校事変劃篇 読了

何気に本屋をうろついたら、見た様なカバーをみつけ「伊桜里」と言う題名、一旦目を逸らしたが、なんか惹きつけられてよく見ると「高校事変 劃篇」だって。何も考えず、即購入。 他の本(正欲)を読み中だったので、何日かカバンの中に寝かせて、この日、読…

11/19 伊桜里 高校事変劃篇 読了

何気に本屋をうろついたら、見た様なカバーをみつけ「伊桜里」と言う題名、一旦目を逸らしたが、なんか惹きつけられてよく見ると「高校事変 劃篇」だって。何も考えず、即購入。 他の本(正欲)を読み中だったので、何日かカバンの中に寝かせて、この日、読…

9/21 正欲 読了

今世間で話題になっているLGBTQや多様性とかをもろに考えさせる小説だった。 冒頭で、哲学が語られる、吊り広告やら街の宣伝看板は突き詰めれば「明日生きるため」に存在する物って事が語られる。次の段落では、いきなり児童ポルノで捕まった3名の男達の報道…

8/22 二木先生 読了

なんとか社の新人賞作品。帯にいろんな絶賛の言葉あり、ちょっと他とは違った性格を持つ高校生とロリコンを隠して生活している教師の話と、学校ものなので興味をひいて購入。 面白かった。ひょんなことからこの学生が先生のロリコンを知り、それをネタに先生…

8/8 弁護側の証人 読了

重ね表紙に「問い合わせ殺到」「180度ひっくり返る」などすごい本だと言うことが書いてあり、面白そうなので購入。 結論から言うと、本当にひっくり返り、再版を望んでいる事もよくわかるくらい面白かった。この本が私が1歳の頃に書かれたものと知ってさらに…

7/31 高校事変16 読了

さすが松岡さん。16で14、15を回収してる。14、15でトーンダウンしたって感想書いたけど、その回答をしてくれたって感じ。武蔵小杉高校事変を彷彿させつつ、結衣とは全く違った方法で敵と対峙する瑠那、凜香、特殊部隊経験者の教師「蓮實」。よくもまあ、こ…

7/17 高校事変15 読了

14と同じぐらいかな。今回のテーマはLGBTなのだろう。 優秀な人間のみで構成された強い国を作るべく結成されているEL累次体、新生の政治家も加わっている団体が、新章13からの本ボスなのだが、13で亜樹凪がその聖母となり、障害者抹殺と言う事変を瑠那が阻止…

7/9 高校事変14 読了

ちょっとトーンダウンかな。杠葉瑠那がパーフェクト過ぎの感あり。それと比べるからかもしれないが、凜香がだらしなさすぎ、そういうキャラで通すのならそれで良いと思うが。 13が出た後ボーッとしていて、たまたま本屋に行ったら15が出てるではないか。じゃ…

6/28 海辺のカフカ 上下巻 読了

ノーベル賞が期待される作家、村上春樹の本を読みたくて、図書館で探していたら、手頃なのが見つかったので、借りて読んだのが、海辺のカフカ。 正直、何がが面白いのやら、全く解らなかった。15歳の少年が家出して、出て行った母や姉と思われる人に会い、両…

4/23 ももいろクローバーZ 春の一大事 鑑賞

3/30に福山城を訪れた際、ふと目に入ったももクロのポスター。何と福山に来るげな。特に大ファンと言うわけでもないが、トップアイドルのコンサートって一回行ってみたくって、ダメ元でチケットあるかどうか調べたら有るじゃないか。立ち見?スタンド席?状…

5/4 黒鉄の志士たち 読了

幕末から明治にかけての佐賀藩の話。鍋島正直の偉業を同藩の砲術家、本島何某を中心とした物語。 直正が先進的な大名だったことを初めて知った。幕末明治では、薩摩、長州、土佐などが必ず挙げられるが、佐賀藩の事は知らなかった。若い頃に外国船に乗った時…

4/22 ドラゴンゲート(プロレス)観戦

Family Martで発見した割引券で当日券あるかどうかもわからずダメ元で福山へ。駅そばじゃなかったから、満席だったらどうしようと思いつつとにかく行ってみた。結果空いてたから良かったけど、福山駅からバスで20分、歩いて15分、ちょっと考えるよね。 割引…

4/19 逆転美人 読了

やられたって感じ。と言うよりは良く考えてるなあって感心と尊敬。 ルッキズム、外見だけで判断してしまう事、とあったが、美人に生まれたばっかりにドン底の人生を歩んできた女性の手記だけで構成されている小説。幼少期は連れ去られ未遂、学校では男子から…

4/13 高校事変13 読了

なるほど、こうきたかって感じ。 劃篇の巻末「杠葉瑠那(ゆずりはるな)は誰だ?衝撃の新章」まさにその通りの展開。 今回のキーJKとなる杠葉瑠那は優莉匡太の6女。凜香が瑠那に逢いに行くところから今巻は始まる。瑠那は凜香と同い年で、この年から高校一年…

4/3 最後のトリック 読了

初めてやってしまった。過去読んだ事のある本を手にしてしまった。まだ、読了後の感想文書いてない時に読んでいた。ただし今回は図書館借りの本だったのでまあいいかと思い改めて読んでみた。 朧げながら覚えていたが、ストーリーの展開、核となるトリックま…

3/24 欺瞞の殺意 読了

いやー驚いた。今年最初に読んだ「鬼畜の家」と同じ作者だった。最後の解説読んで初めて気づいた。なんか同じ人が描いたものとは思わなかった。 資産家の独裁家長が亡くなった後の法要の席、その奥さん、すでに亡くなった息子の嫁、2人の娘とその婿達、家長…

3/4  忘れな草 読了

佐々木丸美さんの雪の断章の解説に、佐々木丸美さんの孤児四部作とあり、その4つのうちの一つがこの忘れな草。内容は特に続きものではなく、孤児の女の子が主人公で、虐げられた幼少期から醜いアヒルの子が白鳥になるというもの。それでも特徴的なのが、トキ…

2/2 死してなお 読了

猟奇的な殺人事件を犯して最終的に警察に取り囲まれたのち、自殺した犯罪者の心情を、プロファイリングを専門として駆け出しの警察が追って行く話。ポイントは犯人が自殺する際、笑みを浮かべていた事。今後の犯罪防止に繋がるため、この様な解決した事件の…

1/28 優莉結衣 高校事変 劃篇 読了

やられたね。 まさかここでⅩからⅪのホンジュラスからの脱出プラス「某国でひと事変起こしてきた」内容が展開するとは。通常ならⅪでこの劃篇で、Ⅻ、XIIIと続くべきなのに。 この某国って北朝鮮なんだが、出身成分読んでたから北朝鮮がどんな国かある程度の前…

1/22  雪の断章 読了

孤児の女の子が養子先で酷い仕打ちを受け家出をし、偶然出会った青年に拾われ、育てられるお話。それもこの女の子が小学校に上がる前から20歳ごろまでの話。 場面が変わる度、女の子が成長していく度、この女の子の心情目線でとても詩的な風景、特に冬、雪…

8/14  ミス・サイゴン 鑑賞

久々の帝国劇場。やっぱり劇場に入るだけでテンション上が上がる。50分前に入ったのに、ロビーうろうろして、グッズ買って、10分前に席着いて、オケのチューニング聞きながら特設の緞帳見ているとあっという間に開演。 ミュージカルなので歌が聞き取りにくい…

1/9 鬼畜の家 読了

正月からとんでもない小説を読んでしまった。題名通りの内容だけど、ドロドロ小説。 母、息子一人、娘二人の家族の身の回りに起こる自殺なのか他殺なのか事故なのか判らない事件が時をずらして起きる話。 話の進め方が、基本的に、ある人物の会話で進められ…