2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ペストでロックダウンした街の様子を書いている小説。コロナ禍で、全世界がロックダウン状態になったからか、本屋のランキングでずっと上位だったので購入。正直、読むのに疲れた。翻訳者のせいなのか、原作がそうなのか、私の読書力のせいなのか、とにかく…
23日はいつもいく映画館の日で1500円なので、良さそうなのがあったら観るつもりで行ってみた。最近は、アニメと日本映画が多く、なかなか観たいものが無いのだが、時間がちょうど良くて、外国映画で、少しでも触手が動けば、観ることにしている。そんな中で…
ダブルカバーの文庫で、カバーにおどろおどろしい感じの文字で、「タイトルを隠して、この本を読んで欲しい旨」をつらつら書いてあるのが気になって手にした。内側のカバーのあらすじを読んで、実際にあった幼女連続誘拐殺人事件のルポルタージュとわかり、…
作者の名前が「道尾さん」と故郷尾道の名前に似ていたという事だけで購入。背表紙でも4つの物語が最後に集約するって書いてあったのでどの程度のものかも知りたくなったのもの購入理由の一つ。それぞれの章の題名が、「心中花」「口笛鳥」「無常風(つねなき…
既に還暦に近い自分であるが、大人になったなと感じた事は一度も無し。学業を卒して後、親元を離れて、都会で暮らし、結婚もし、子供もでき、子供の成長も見届け、仕事もあと数年で全うできる現状、今だにである。大人とはなんぞやと聞かれたら、自分で生計…
川崎が舞台だったので購入。数ページ読んだところで、5年前の実際にあった事件のルポだと言うことに気づいた。その当時、少しは衝撃だったが、すっかり忘れいた事件。今、読み返してみると、衝撃どころでなく、物凄く考えさせられた。中一の少年が、仲間だと…
コロナ禍の中、故郷である尾道に帰省した折、見つけた本。尾道が舞台になっているので気になって購入。ぱっと見、何となくゆるい感じがしたが、さほど期待もせず読み始めた。茶寮、抹茶とか茶席で出す様な喫茶店、を経営していた父親が亡くなって、そこを処…
物凄く展開の早い誘拐物。第1章で一つの誘拐事件が起こり、犯人は捕まらないまま迷宮入りとなる完全犯罪で幕を閉じてしまう。それを、誘拐された少年の父親が死ぬ間際に息子宛に綴った手紙を中心に書いてあり、それだけでも、凄いと思って読んでいった。2章…