4/9 高校事変X 完読

5ヶ月ぶりの高校事変。いよいよ長男との対決。

主人公の結衣がやられてもやられても立ち上がっていく姿は感動もするが、やられすぎじゃない?って思ったりした。長男の架禱斗(かいと)も、今回出てくるロシアの兵士も強すぎで、文字だけで判断すると、ボロ雑巾の様になって、もう無理じゃんと思うのだが、知恵と精神力で立ち上がっていく。少々、ドラゴンボールの様にも見えた。途中、仙豆を感じさせる所も有ったし。

それでも、物語的に面白く、次から次へと読んでいった。

今までのを読み返したくなるくらい今回は色々と繋がっている感満載であった。今までの事変はあくまでも、半グレ集団や反勢力との抗争だったが、今回は外国での本格的な戦争の中での闘いで、全く歯が立たない結衣に、思いもしない助けが入り、数時間でプロの戦争に対応できるくらい成長していき、ぼろぼろになりながら、本当にぼろぼろになりながら、大いなる犠牲をはらった後の勝利は、胸のすく思いで、かつ、虚しさを感じた。

全ての根源が長男架禱斗の仕組んだもので、では、恐らく、日本国中を巻き込んだ、悠里匡太のニ男三女とその愛人達の家族対抗大事変となって幕が降りるのだろう。9月末が楽しみである。

4/4 雲上雲下 完読

題名に惹かれて購入。

結論から言うと面白かった。これも舞台にできないかななんて思ったりした。

CPだのAIだの、デジタル庁だのと、数字的、科学的、論理的な事が重要視されるなか、忘れ去られつつある御伽噺達の物語。

オリジナルな内容で数多ある御伽噺をアレンジして、崩壊していく御伽噺の世界を、「草どん」と言う得体の知れない植物を中心に小狐と山姥の会話を主に描かれている。

急に御伽噺になったり、3人の世界に戻ったり、加えて、御伽噺の言葉や漢字、昔は普通に使っていたのかも知れないが、を使っているので、わかりにくいところもあるが、それもまた面白い。これなんて読むんだっけと何度ページをめくったことか。浦島あり傘地蔵あり龍の子ありおむすびコロリンあり天野羽衣あり、天の川あり、どんな話だったっけと懐古したりもした。

草どんが本人の自覚もなく、なぜかさまざまな物語を語ることができ、それをサポートする様に、小狐、山姥が相の手を入れていき、そこに「風」なんかのアドバイスがあったりして、自分たちの世界が崩れていく最中に、草どんが色々思い出して、自分の正体を知り、己の愚かさを知り、何が必要なのかを再確認していって、新たな御伽噺の世界が芽生えていく。そんな感じ。解説風に言うと、一つの文化、文明の盛衰と再出発を感じさせる内容。

中でも引っかかった言葉は、「安穏な生活は衰退するのに等しい」と言う言葉。最近は、騙したり、いじめたり、成敗したり、悪の行く末がほっとかれたり、泣いたり、悲しんだり、ハッピーエンドでなかったり、そんな描写は教育上よろしく無いとかで敬遠されているけど、この様なことが無くなった方が、まさしく衰退すると確かに思う。

大団円は自分でも胸がすいて心地よいが、え、何で?と腑に落ちない終わり方も確かに必要だと思う。そこから、観る側は考える事ができるから。

御伽噺は同じ題名でも地方とか、各々の家族毎に異なる物、何となれば、語り継がれるものだからなのだが、最近では、書物化、映像化、メディア化で統一され、面白さが無くなってきている様な気がする。自画自賛なのだが、自分の子供に聞かせた桃太郎は何通りもあった記憶がある。ストーリー性も無く、全く辻褄の合わない物であったが。

御伽噺では無いが、ジョジョの奇妙な冒険、オーシャンストーンで出たスタンド、ボヘミアンラプソディーもアニメや童話の登場人物を使ったものだったが、一瞬思い出してしまった。

もう一つ、山姥の問いで、「なぜ神は人と戦わないのか」に対して、草どんの答え、「神も知っているのだ、人によって存在している事を」。なんとじぶんの考えにあった言葉だろうか。鶏が先か卵が先かと、同じように、神か人を創ったのか、人が神を創造したのかの真実は誰も解らないが、自分としては後者だと考えている。ただ、神は不要かと問われたら、否で、どうしても苦しみから悲しみから逃れられない時、すがるもの、相談するものが何もない、本当にどうしようもなくなった時、神が創造されるものだと思う。以前は、不要と思っていたが、昨年読んだ「弥勒」で考えが変わった。

雲上雲下、神の世界と人々の世界と言う意味だと思うが、この二つの世界を結ぶ者、この本では草どんなのだが、子供に物語を話し聞かせている人全てが草どんなんだろう。

3/22 東日本大地震 東京電力「黒い賠償の真実」完読

最近ルポ物が面白く購入。内容は興味深かったが、読み物としてはイマイチだった。

震災で原発が爆発し、その被害者へ東電が賠償をするのだが、その審査基準が曖昧で、不正支払い等が多分に有る事を、当事者のインタビューでまとめたルポ。

その当事者は、良かれと思って相談を受けた所、相手が不正を行っており、その為に犯罪の容疑者とされ、不起訴にはなったものの、会社を解雇された人物。なので、賠償審査の杜撰さや、不正が多分に有ることなどは、かなり信憑性が有ると感じた。

東電が支払っている賠償金額は累計で十数兆円になっているとの事。その原資は国民が払っている電気代と税金なのだそうだ。このお金か、被災された方々や風評被害で損失された方々に渡る事は必要だが、不正で受給している人がいる事は物凄く許し難い。不正を暴かれ逮捕された奴らは居るのだが、その時に支払われたお金は戻ってきているのだろうか?この事はこの本の中には言及されて無かったが、戻って無いとしたら、ふざけるな!だ。加えて、表に出て無い奴らも居るとの事で、金をせしめて、のうのうと過ごしている奴らも、もっとふざけるな!だ。何とかして懲らしめてやりたい。どうにかならないものか。

東電も大変だ、と思ってもみたが、よくよく考えると、災害を受けてそれどころでは無い状態だった事はわかるが、審査が杜撰だった事が原因なので、東電の責任は重いと思う。

それにしても不正やる側も、あの手この手で上手く金をせしめるなぁ。頭良いと思う。この頭を良いことに使えば、もっと世の中が良くなる事だろう。

昨日のニュースで、コロナに対しての補償金でも不正が発覚したとの事。それも政府筋の人。

なんか無性に腹が立つ。

読み物としてイマイチと思ったのは、新聞や報道紙の引用が多く、インタビューの内容や事象が淡々とつづられていて、もっとドラマチックに書けたんではないかと思ったから。ルポなので、そうもいかないのかも知れないけど。

3/10 嘘 Love Lise 完読

特にこれといって選んだものでは無かったが、とても読み易く、面白かった。 4人の主要人物の設定が面白く、それぞれがそれぞれの、ある意味特異な家庭で幼少期を過ごし、中学校で仲良くなり、とある事件に遭遇し思わぬ方向へと流れて行ってしまう。彼等の友情はそのままずっと続くのであるが、その事件を発端に、それぞれがそれぞれの事情を抱え、友を思うが故に、それぞれの事情を伝えず、重荷を背負ったまま大人になって行く。 それらの事情は少しづつ解っていくのだが、本当の事を話さない裏にはそれぞれの事情がある事を気遣って深くは探求しないとか、害が及ぶかも知れないので事実は知らない方が良いとか、とても美しく感じるが、何かこうまどろっこしい。あったさり言えば良いのにと思ったりする。が、本当に相手の事を愛していたら、そうなってしまうのだろう。 Love Liseをネットで調べたら『愛は嘘をつく』だつて。

3/1 映画の日 リーサル・ストーム 鑑賞

会社帰りで、時間が合って、洋画で、と選んだ結果、カポネかこれで、早い時間に終わるので選択。

プエルトリコのあるアパートで、警察と住人と凶悪犯罪者集団のドンパチの映画。そのドンパチが、最大級のストームが来ている時に行われるので、連絡もできず、応援も呼べず、そんな閉ざされた中で起きるという物。なんとなく、縮小版ダイハードの様だった。

メルギブソンが出ているので、もっと派手なアクションがあると思ったがそうでもなく、主役の警察もパッとしないし、犯罪者集団も、凶悪な所とそうでもないところが見え隠れしているし、住人の人達も、いろんな過去を抱えた曰く付きの人ばっかりだし、全てが中途半端で、ご都合映画だった。が、早いテンポでそのことがスッと入ってきて、かつ眠くならなかったという事は、面白かったという事だろう。

プエルトリコのお国柄をもう少し知っていればもうちょっと楽しめたのかも。

恥ずかしい話、プエルトリコアメリカの自治区カリブ海にある事をこの映画の後で知った。

3/1 i(アイ)鏡に消えた殺人者 完読

本当に何となく購入。鏡の中に映っている人物が自分ではない気がして、その鏡の中の人物に殺されると言ったミステリーを盛り込んだ推理小説。第一の殺人で、現場にあった血の足跡が鏡の前で途切れている。このトリックは後々考えればそりゃそうだと思うけど、結構盲点をついている感じがした。それと、後半で犯人が自供するのだが、何やらまだページが残っていて、犯人解ったのにまだこんなに語ることがあるのかと心配しながら読んでいくと、大どんでん返し。こりゃあすげぇと思った。更に読んでいくと最後の1ページ辺りでもう一つのどんでん返しを思わせる結末。ドラマにすると面白いかもと思った。

簡単に読めて内容も面白かった。消えた殺人者 完読

本当に何となく購入。鏡の中に映っている人物が自分ではない気がして、その鏡の中の人物に殺されると言ったミステリーを盛り込んだ推理小説。第一の殺人で、現場にあった血の足跡が鏡の前で途切れている。このトリックは後々考えればそりゃそうだと思うけど、結構盲点をついている感じがした。それと、後半で犯人が自供するのだが、何やらまだページが残っていて、犯人解ったのにまだこんなに語ることがあるのかと心配しながら読んでいくと、大どんでん返し。こりゃあすげぇと思った。更に読んでいくと最後の1ページ辺りでもう一つのどんでん返しを思わせる結末。ドラマにすると面白いかもと思った。

簡単に読めて内容も面白かった。

2/23 映画 ノンストップ 鑑賞

映画館の日で1200円だったので観に行った。前にも書いたが最近はアニメと日本映画が多く、面白そうな洋画があまり見当たらない。という事で、これで良いか、って感じで選んだ映画。

韓国のスパイアクション物の映画。

体調悪いせいか、始まる前から睡魔が押し寄せており案の定最初から転けてしまった。でも、全体の流れはわかりやすかったので、取り戻した感有り。

所々に笑える所を入れながら、飛行機の中のみの設定で悪い奴らをばったばったと倒していく物。可もなく不可も無くと言った感じで、全部を通してテレビドラマを観ている様だった。