10/8 プチ ハッピー

最寄駅を歩いていたら、気になるポスターが目に入った。どこかで見た風景の絵、写真でなく絵。そう私の故郷。JRが出している、「旅に出よう!日本を楽しもう!」と言うポスター。

そのポスターには、地名などいっさい書いていない。旅する日本を代表する場所に我が故郷が選択されている、なんと誇らしいことか。
このポスターに気づいた時、プチハッピーな気持ちになった、と言う話。
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10/24 小さなカフェのはじめ方 完読

定年後は、田舎に帰ってカフェでも開くか、なんて妄想していて、それなら、少しでも事前情報入れて勉強しとかねばと先輩に言われ購入。結論から言うと、当たり前の様なことが、つらつらと書かれている物だった。もっと事前にこんな物が必要とか、失敗例とかあると良かったのに、必要と思った内容は数ページのみ。読むのがしんどかった。それと、絵とか写真とかふんだんに使って解りやすくしているのだろうが、そこに付いているコメントが本文に書いていることそのままなので、特にかったるかった。

店をやって儲けようとするならコンセプトをきちんと持たなくてはならない、としきりに書いていたが、持たないでオープンする人って居るの、と聞きたいぐらい初歩の初歩が書いてあった。少なくても私ですら朧げながら持っているのに。
まあ、定年後計画の第一歩と思って素直に受け止めておこう。

2020/10/9〜11  鹿児島療養旅行

10/9(金)会社が休みなので、3連休を使って、長期入院後の療養の為、鹿児島へ飛び立った。入院中に鹿児島在中の先輩からの勧めがあって、ずっと行こうと思っていたが、6月に退院しても、コロナで旅行と言う雰囲気でもなく、ずっと諦めていたがやっと決行することができた。

飛行機の予約を9月中旬にしていたが、出発の約1週間前にコロナのせいで欠航になり、朝一の便から朝二の便に変更したり、出発の4日前に台風が近づいて来たりと、ギリギリまで行けるかどうか不安要素が立て続けに襲ってきた。
出発当日の明け方、まだ台風は鹿児島沖を移動中で、羽田辺りは雨も結構降っていたが、飛行機は通常通り運行でき安心した。ついている。
飛行機は早特割で往復24,626円保険代込み。スカイマーク。凄く安い。朝二の便で早かったので、飛行機内では熟睡してしまった。
到着したら、先輩が待っていてくれ、そこから先、全て支払いも含めて面倒見てくれた。感謝。もちろん、帰りにキッチリ割り勘でお金はお返しした。
天気は快晴、近所に台風が居るのが嘘みたい。この日から帰るまで、快晴は続いた。晴れ男なのかも。飛行場から鹿児島中央駅までリムジンで移動。駅にて市内周遊券を購入し、まずは徒歩で、大久保、西郷の生誕地、および維新ふるさと館を見学。
そこから周遊券使えるバスが出るのであるが、待ち時間があるので徒歩で駅に戻る。駅から周遊バスに乗車。西郷の銅像、新しくなった鶴丸城、西郷が最後に籠った洞穴、を眺めつつ、錦江湾に出る。錦江湾を少し走ると雄大桜島が飛び込んできた。そのまま、桜島行きフェリー乗り場まで行ってバスを降りる。13時30分ごろだったのでフェリー乗り場にある台湾にある様なラーメン屋で昼食。先輩はちゃんぽん、私はブタバララーメン。ブタバララーメンは美味しかったが、ちゃんぽんはイマイチだった様だ。フェリーは数分おきに出ているので時間は気にしなくてよかった。フェリーはChreey Queen号。3階建のかなり大きな船。ディズニーランドのマークトウェィン号を小ぶりにした感じ。フェリーから見る桜島もまた良い。桜島側でフェリーを降り、桜島周りを周遊するバスで、長渕さんが演った伝説のライブ会場を通って、桜島の麓、標高373m、湯之平展望所で10分ぐらいバスから降りての周り鑑賞。桜島側から見た市内側もまた良し。錦江湾てどこからどう見ても眺めが良い。桜島の西のほんの一部を周遊して、戻りのフェリーに乗り市内へ向かう。これから2日間お世話になる指宿の海上ホテルへ向かうべく、鹿児島中央駅で時間待ち。30分以上あったので、軽く一杯飲むつもりで、駅構内の飲み屋に入ってちょい飲みセットを頼んだら、ビールに枝豆、おでん4種が出てきて、夕食前に腹一杯になってしまった。ちょっと失敗。
時間が来たので、指宿枕崎線の各駅停車で指宿へ。1時間30分ぐらい電車に揺れたので若干お腹も空いてきた。金曜日の夕方と言うことも有るが、この電車、女子高校生の多いこと。乗っては降り入れ替わり立ち代わりで、とにかく常に座席は満員でプチ混雑状態だった。何故か男子生徒は少なかった様に思うのは気のせいだろうか。
ホテルでチェックインして温泉。まずは砂蒸し風呂と思ったが19時までだったので次の日にして大浴場へ。大浴場の湯船はジャグジー付の丸いものと、温泉のだだっ広いものの2つ。結構歩いたので、温泉が気持ち良かった。これだけでも十分療養になった。
入浴後、ちょっと遅めの夕食。これでもかと言うぐらい何種類もの料理が出てきて、ビールも飲んだので、完食するのが辛いぐらいだった。でも、美味しかったので◎。就寝前にもうひとっ風呂浴びて初日終了。
10/10(土)
日の出前に起床。先日到着した時はもう真っ暗で景色は何も見えなかったが、襖を開けてビックリ。うっすら明るくなっていく青色の大隅半島錦江湾がワイドなパノラマで目に飛び込んできた。台風は東側に移動しているとの事だが、快晴なり。本日もついている。久し振りに絶景な日の出を拝めた。目の保養の後は、朝風呂で療養し、朝食で食欲を満たした。朝食もまた量が多し。1時間以上かけたが完食できず。とても悔しい。食事前の一口のビールが効いたのかも。
本日は1日指宿辺りを観光。贅沢にもタクシーでの周遊。前の日に先輩が予約をしておいてくれ、9時に出発。先ずは1番遠い知覧の特攻平和会館。すでに飛行場はないとの事だが、特攻に飛び立った多くの青年はここで出撃直前まで過ごしたそうだ。飛び立った全ての青年の顔写真や飛び立つ直前の遺書を主に展示していた。あまり時間がなかったので、細かくは見ていないが、じっくり見ていたら、ボロボロ泣いていただろう。靖国神社遊就館はここを真似たとか。また、出て行く想いもあれば見送る想いもあり、中でも近所の食堂を営んでいた鳥濱とめさんは最近までご健在で、当時の事を語っている映像もあり、目頭が熱くなった。展示物の中には、特攻で使われた零戦を海から引き揚げたものとか、当時の軍服とか色んなものがあった。後、この平和館沿いの道路の両側に石灯籠が何体も立っているのだが、特攻で出撃した人の1036名と同じ数だけ立てるべく、寄付を募って立て続けているとの事。ここだけでも色々考えさせられた。
次に向かったのは、武家屋敷。学生時代、萩に行っているので、あまり面白いものではないと思っていたが、建屋の中には入られないのは仕方がないとしても、まあまあ情緒ある所だった。各建屋、同じ様な形状で、洪水対策のため、敷地全体が通りの高さより階段2段ほど高くなっており、門を入ってすぐに離れの厠があり、母屋までは石壁を使って鍵状になってる。厠は、礼儀としてお客が訪問前に用を足したり、通りの不審者を見張る場所にしたりする為に、この位置にあるとの事。中でも面白かったのが雨戸を直角に曲げる工夫がしてある所。角に丸棒が立っていてそれを使って移動させる仕組み。面白い。あと、枯山水の庭が美しかった。身分によって趣が違うのも良くわかった。
次に向かったのが、池田湖。九州最大の湖で火山が噴火してできた湖で周りの山は全て溶岩だそうだ。水深が深く、海面より低い位置にあり、結構水が澄んでいる。この湖は大うなきが有名で、ドライブインで展示していた。確かにでかい。こんなのがウヨウヨいるそうだ。イッシーが噂されるのも理解できる。
さて昼食。有名な流しそうめんに行くと聞いていたが、オモチャの流しそうめん機でグルグル回して食べるだけと思い込んであまり期待していなかった。確かに思った通りなのだが、訪問する価値あり。水の澄み様がはんぱないのと、清流をうまく使って仙崖峡を思わせる空間を作っている。別世界で食べている様だった。もちろん味も良。値段もそんなに高い感じもしなかった。そう、ここは唐船峡。流しそうめんの発祥の地とか。今まで食べた流しそうめんで旨いと思ったのは唯一帝釈峡のものだったが、それを超える物だった。それと、今まで訪れたところで水の綺麗な所は、忍野八海と郡上が同率1位だったが、唐船峡もそれに加わった。
昼食に満足した次は、JR最南端の駅、西大山駅を訪問。無人駅で、何にも無いとこだが観光客はまあまあ居た。ここには幸せの黄色いポストなどがあるが、今の自分にはそれほど刺さらなかった。最南端に来たので、今度は最北端の稚内駅にも行ってみたくなった。
最南端の駅の後は、薩摩半島最南端の火山、開門岳が1番綺麗に見える長崎鼻を訪問。鹿児島なのに長崎ってややこしい。長い岬だから長崎って名前なんだそうだ。当たり前か。ここは、龍宮伝説があり、龍宮神社に浦島太郎が祀られていた。浦島太郎が天照の大神の孫って初めて知った。
タクシーの旅はここからホテルまでで終了。到着は15時頃だったか。お値段は定価では2万8千円の所、GoToで5千円引き、先輩の交渉で3千円引き、計2万円ポッキリ。タクシーのメーターは、西大山駅を出たところで、2万3千円を示していたので、金額的には妥当なところだろう。久々のプチ贅沢。
ホテルに帰った後は、今回の旅のメイン、砂蒸し風呂。ホテルに常備されている。下着は全部取り、専用のガウンを着て、現場に行くと、おっさんが2人待っていて、タオルの使い方や頭の位置など丁寧に教えてくれ、砂の凹みに寝転ぶ。顔に砂がかからない様に、タオルを咥えさせられてすぐさま、シャベルでこれでもかと言うほど砂をかけられ、あっという間に砂うめになってしまった。通常、10分から15分と言われたので、どれだけ居られるか頑張ってみようと、変な抵抗意識をもってしまった。結果、30分居たのだが、かかとと尾骶骨が物凄く熱い。じわじわやけどしている感じ。動くと緩和するのだが、その分砂が落ちて身体が出てしまうので、じっと我慢していた。15分を過ぎた頃、おっさんにこの熱いのは普通なのかと聞いた所、動いて緩和すれば良い、砂が落ちたらまたかけるから、だって。初めからそう言ってくれれば動いたのに、軽い低温火傷をした気分だった。それでも体の芯から温まり、たった30分でも充分療養になったので、良かった。
砂蒸し風呂の後は、夕ご飯。昨日同様、これでもかと言うぐらいの料理。食べるのに一苦労した。当然アルコールも飲んでいるのだが、さすが焼酎大国。焼酎のロックを頼むと清涼飲料を入れる様な大きめのコップに、7割ぐらいなみなみと入れたものが出てきた。凄い。通常、ウイスキーのロックに毛が生えたぐらいしか入れないので物凄くお得感あり。
お腹も満腹になったのでちょっと時間を空けてお風呂で療養。その後はぐっすり眠りについた。
10/11(日)
昨日と同様、日の出前に起床し、見事な日の出を眺めた後、朝風呂療養。この3日間充分療養できた。朝食も昨日と同様物凄いボリューミーだったが、ビールを飲まなかったので完食できた。この日も快晴。良い様に台風が逸れていった。この3日間凄くついていた。10時チェックアウトして指宿駅へタクシーで。鹿児島中央まで玉手箱号に乗るつもりであったが、満員で断念。でも鈍行電車もゆっくり座れたので問題なし。鹿児島市内で昼食と散歩。昼食は私のたっての願いで、鹿児島ラーメンをと言う事で天文館街の有名なラーメン屋へ。名前は忘れたが美味しかった。その後は空港行きリムジンの時間まで照国神社へお参りしたり、国道が3つ重なる所を見たりしてぶらぶら。そうこうしている内に、リムジンが着て乗車。先輩も一緒に空港まで。実は先輩は自宅からバイクで空港まで来てくれ、そこから全てをエスコートしてくれてたのであった。帰りに雨でも降っていたら本当に申し訳ないと思っていただろう。
飛行機の時間まで小一時間あったのでお土産屋を散策。手拭いやらTシャツやら焼酎やら衝動買いしてしまった。帰りは窓際をとったので、また風景でも撮ろうと構えていたのだが、日没が思った以上に早くすぐに真っ暗になってしまった。それでも撮れたベストショット。雲の海。

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3日間晴天に恵まれて、最高な鹿児島の旅であった。

10/11 春、死なん 完読

「春、死なん」と「ははばなれ」の2作品の本。前者は妻を亡くした高齢者の話で、後者は少々変わった母の様にはなりたく無い娘の話。

ネットで佐倉まなさんの小説が何かの賞にノミネートされた事を知り購入。前前作の「最低」は映画化もされてはいるが賞を取るほどとは感じなくて、前作の「凹凸」は私が読解力が無い為かよく理解できなかったので、今回は凄く文章力が上がったんだろうと期待して読んだ。
「ははばなれ」は内容もよくわかり、娘の苦悩が後半になるにつれわかる様になって行くので、ストーリー展開もなるほどと思ったが、前2作と同様、佐倉まな節と言って良いのか、形容が独特で首を捻る所もあったりして、今一歩と言う感じがした。
が、「春、死なん」は良くできている上に、感動もした。佐倉まなさんの特徴を十分活かしつつ、原因不明の病気と言う謎を最後まで引っ張って最終的に溜飲させ、尚且つ、西行の歌を盛りこんで、妻を亡くした高齢者の思いを綴りつつ、亡くなった妻の思いまで、佐倉まな節を要所に散りばめ、簡潔に纏まっていた。私も主人公の歳まではまだ少し有るが、一人になった時、いかに歳をとるべきかなど、考えさせられるものがあった。読んでいる途中、佐倉まなさんが書いたものと言う事を通り越して、小説の中身に没頭していた。読み終わった後、まだ20代の女性がこんな高齢者の思いを書けるとは、凄いと心から思った。ただ、惜しいのは、題名に西行の歌を使ったのなら、最後の最後にこの歌に絡めた何かで幕を閉じて欲しかった。
少々褒めすぎかもしれないが正直な感想。

10/1 映画の日 TENETテネット 鑑賞

毎月思うが、ついたちはなんで興味ある映画やってないのだろう。

と言う事で、今回はTENET。
意味がわかりにくくリピート率が高いと評判の映画。時間を逆行する映画と聞いていたので、未来と過去を行ったり来たりして、なんか事件を解決するタイムスリップ物の映画だろうなと思っていたが、さにあらず。現実の時間と逆行する時間が同時進行すると言う、画期的、幻想的、不可解な状況の中で、事件を解決していく物。何故そんなことができるのかは、エントロピーの力でうんぬんと言っていたが、そこから物語の進行について行けなくなる代物。要所要所で、ざっとした説明しているのだが、明確な理解をしないまま、次に展開していく、確かに、理解しようと思うと何回も見る必要があると思った。
よくわからないから、面白く無いと言うわけではなく、わからないなりに何となく面白く感じてしまっているので、これは監督の凄さだろう。

10/5 羅生門・鼻 完読

8/末に高校事変読んだ後、完読するのに1ヶ月以上もかかってしまった。解説等含めて300ページ足らずの本でしかも短編なのに。半分ぐらい読むまで注解を読まずにいたのだが、途中で、注解のページが、この本の約1/5を占めており、読まないといけない様な気がして、最初から注解入りで読み返した事も有るが、時間かかりすぎ。何故か、数ページ読むと睡魔が遅い、遅々として先に進まなかった。決して読みにくい物ではなかったのに。

羅生門、鼻、芋粥、運、袈裟と盛遠邪宗門、好色、俊寛の8作品が載っていた。
羅生門は映画を思い描いていたのだが、ストーリーのベースになっている感じがしただけで、特に面白いものとは思わなかった。でも、これをベースにして映画羅生門を撮ったとしたらこの映画脚本家はやっぱり天才だ。後、面白かったのは好色。書き下ろして舞台にのせたら面白いと思った。邪宗門だが、この短編の中で最も長く、キリスト教と仏教の戦いがどういう結末になるのかワクワクして読んでいたのだが、まさかの未完。本気でなんじゃこりゃと言ってしまった。後は、どうと言う事の無い内容。そうそう。先に注解の事を書いたが、どういう基準で注を付けたのか意味不明。それくらい誰でもわかるだろうと思われるものが上げてあったり、意味不明なものが上がってなかったり。これがかえってかったるくなって眠くなったのかも。
注解を読んでると、古事記とか平家物語とか源氏物語とか、古典の内容が多分に有ったので、こう言った古典を知っていると面白かったのだろうが、芥川龍之介が有名な理由が全くわからなかった。


9/20 湯治

世の中、4連休。コロナの影響でgo toキャンペーン真っ只中。この際だから、思いつき湯治旅行にでも行こうと思い立ち、前日旅行会社巡りをしたが、相談するのも全て予約必須でどこも相手にされず。そんな中でも、空いている数分間ならと相談に乗ってくれた所数社あったが、さすがに4連休でgo toが絡んでて、前日のツアー予約は無理だとの事。当たり前といえば当たり前だった。それでも諦めきれずネットで色々調べていたら、何と川崎に湯治温泉が有るではないか。しかも宮前区、歩くと自宅から1.5時間位の所に、有馬湯治温泉旅館と言う所あり。でも、ネット上ではそんなに詳しく無く、写真とか見るとなんか胡散臭い感じもするのでどうしようか迷った。でも、元々、行こうと思っていた所が、さびれた旅館だったので、取り敢えず行ってみる事にした。

結果的に良かった事を先に記しておく。
まず、行く前に電話を入れて、タオルとか有るのとか、日帰りで行けるのかとか、今日の混み具合とか聞いて、問題ない事確認。歩いても行けるが、ちょっとしんどいと思い、電車とバスで行ってみた。外観は、案の定、ここが温泉旅館?と言う感じで、とにかく中に入ってみた。普通の家の玄関みたいで、右側に事務所、左側に8畳程の畳部屋があり、スリッパに履き替え、お金を払い、タオルを借りる。
普通の銭湯をイメージしていたのだが、想像が外れた。ちょっとした廊下を歩いて脱衣所へ。ここも狭く、ロッカーは30人分ぐらい有るが、実際に脱衣するとなると7人ぐらいしかできそうにない狭さ。しかも、壊れたロッカー多数。風呂の中に、一人入っていたが、私が着替えている最中に退場したため貸し切り状態。風呂場は、カランが15箇所ぐらい有るが、全部一斉には使えないんではないか。また湯船は5人が精一杯だろう。でも、湯治温泉と言うだけあり、お湯は緑から茶褐色で、鉄分バリバリのお湯で、身体が癒されたいる感じがものすごくした。普段、風呂には30分ぐらいしか入らないがこの時は約1時間風呂場にいた。その間、お客は2人のみだったのでかなりのんびりできた。
そんなに熱いお湯ではなかったが、上がったときは身体がポカポカになってなかなか冷めなかった。
風呂から上がると、先に書いた8畳間で休ませてもらった。その8畳にはおじいさんと小学生の孫がくつろいでいて、非常に入り難かったが、休んでいると普通の家族の様な感じがするぐらい、気遣い無用だった。おじいさん曰く。ここの温泉は療養温泉として認定されている所で、神奈川県はここしか無いとの事。療養温泉の定義まで見せてもらった。とにかく鉄分の量が半端無い位多い様だ。また、かなり有名人も来るらしく、アントニオ猪木とかジャンボ鶴田とかの名前が出てきたり、その時は話半分ぐらいで聞いていた。暫くするとお客が来て風呂に入る前に、8畳間に入ってきて、何やらポスターにサインしてるので、どちらさんですかとかいた所、キックボクシングのチャンピオンだそうだ。勝次という名前のボクサーで、確かにポスターに出ているその人だった。緊張して、握手もサインも写真も言い出せなく、何気ない会話をちょこっとしたたけで終わってしまった。あまりに身近に有名人が居るとこうなるものなのかと実感した。
帰りる途中もまだ暖かく、気分的に身体も軽くなった感じがしていた。多分本当に良い温泉だったのだろう。