2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

6/29 砂の女 読了

読み応えあった。ミステリ、サスペンス、哲学、エロチシズム、その他種々の雑学。全てが混在している小説。こう書くと難しそうだと思われるが、表現がうますぎるのか、あまりイメージできていないけど何となく理解できるので、次から次にページが進んでいく…

2022年6月3〜5日 弘前、盛岡旅行

先輩経由で参加できることになった、2泊3日で行く弘前、盛岡旅行。羽田から青森までJALで飛んで、その日のうちに城ヶ倉渓谷、蔦沼、奥入瀬、十和田湖を回って弘前で一泊、2日目は南下しながら大沼、八幡平のドラゴンアイ、松川渓谷、上坊牧野を巡って、盛岡…

6/22 時の渚 読了

妻と息子を殺された探偵が主人公。その探偵が、余命幾許も無い老人から人探しの依頼をされ、それを遂行していく小説。その探偵はもと刑事で妻と息子をひき逃げで殺され、被害者の家族ということで捜査から外され、この事に憤りを感じ刑事を辞職。挙句の果て…

6/16 麻倉玲一は信頼できない語り手 読了

スルスルと読めたので、まあまあおもしろかったんだろう。日本最後の死刑囚に、資産家の家を飛び出した食えないライターがルポを書くためにインタビューする話なのだが、終盤とんでもないスピードで思いも寄らぬ展開で幕を閉じるという小説。時代は近現代で…

6/12 小隊 読了

かったるかった。実際の戦争、特に末端の行動についてはかなり詳しく状況が分かり、感心はしたのだが、その間に入る主人公の心情がわかりにくく、かつ話があっち行ったりこっちにきたりと目まぐるしいのでなおさらであった。買った時は一冊ものと思っていい…

6/2 文天祥 読了

次の本を本屋で探していたら飛び込んできた、文天祥。中国の歴史が好きで、陳舜臣さんの「中国の歴史」「小説十八史略」「秘本三国志」を何度も読んで、中国4000年の歴史の中で、注目する人物1人挙げろと言われたら、文天祥とずっと思っていて、過去にも文天…