6/28 海辺のカフカ 上下巻 読了

ノーベル賞が期待される作家、村上春樹の本を読みたくて、図書館で探していたら、手頃なのが見つかったので、借りて読んだのが、海辺のカフカ

正直、何がが面白いのやら、全く解らなかった。15歳の少年が家出して、出て行った母や姉と思われる人に会い、両方と肉体関係を持ち、父親は殺され、物理的には不可能なのだが、少年が殺したようなそうでないような。並行して、頭が悪いが猫と話ができるナカタさんがその父親を殺した事になっており、その後、四国へ旅して、入り口を開ける事となる。その相棒に、星野さんが登場し、これまたヘンテコな体験をする。カーネルサンダースに会い、最高級な女性と一晩共にし、入口の石を見つけ、入り口を開ける手伝いをし、最後に一人で入り口を塞ぐ作業をする。なんそれ?っ感じ。入口って、あの世とこの世の事のようだが、少年とナカタさんの関係が全く解らない。

もっと解らないのは、最初の方に出てきた、小学生達の下り。何の関係があったんだろう。謎は解明しているが、この本の内容とどう関係したのだろう?読み落としてるんだろうな。