4/23 ももいろクローバーZ 春の一大事 鑑賞

3/30福山城を訪れた際、ふと目に入ったももクロのポスター。何と福山に来るげな。特に大ファンと言うわけでもないが、トップアイドルのコンサートって一回行ってみたくって、ダメ元でチケットあるかどうか調べたら有るじゃないか。立ち見?スタンド席?状況がよくわからないまま、立つのは無理と判断してスタンド席見事購入。

当日、曲が一つもわからないのも失礼と思い、ほぼ毎日Amazonミュージックで色んな曲聴いて予習して行った。

会場は福山駅から南にバスで20分ぐらいの所にある球場やサッカー場がある運動公園。福山駅を出ると何とシャトルバスの看板が出ており、さすがトップアイドルは違うなぁとバス乗り場に行った所、有料。往復2500円。高っ。路線バスだと片道1000円はしない距離。この高額はなんか意味があるのだろうと思い、渋々シャトルバスを利用することとした。現地に着いて、路線バスの停留所の位置とか帰りの混雑とか考えたらシャトルバスで良かったのかも。

当然のことながら、福山駅前はももクロファンばっか、それぞれの推しの色合いの服着て、バッヂやら、人形やら、カバンやら、Tシャツやら、ほとんどももクロ、特に驚いたのが、私ぐらいの初老のオッサンと、女性が多い事、多い事。ももクロのファン層の厚さが垣間見えた。

さて、バスは運動公園のグラウンドの北の端で止まり、会場はそこから南にある野球場を経由してラグビー場の特設。普通に歩いて15分くらい。その間、グラウンド内の西側外周に地域とコラボしたグッズテントが建ち並ぶ。まあ、色んなものがあり欲しい物もあったがそんな特別ファンでも無いので、しおりんの厚紙製の栞を1500円でゲット。

痛い足を引き摺りながらようやくラグビー場に到着。スタンド席だったので、スタンドの指定席へ。ここにきてスタンド席と立ち席の違いが良く判った。ラグビーコートの西の端にステージが設置され、ラグビーコートは約5m角に区切られており、要するに枡席の様なもの、そこの人達は立って観るのである。その代わりステージが物凄近い。反対に、スタンド席は座れる代わりに、ステージが遠いってシステム。

開始時刻になり、まずは声だけのパフォーマンスが始まり、どよめきが起こる。ついで一曲目の前奏が始まると、なんとステージ席の後ろの段の方々が一斉に立ち上がり、サイリュームで応援し出した。まだ音だし不可だったので、無言でのパフォーマンス、ナチスを思い出し、それに圧倒されてしまった。当然、枡席のファン達は同様にサイリュームでほぼ全員が歌に合わせて踊っていた。すげー。後ろの人達は席が有るのに殆ど立ちっぱなしだった。

何曲歌ったか忘れたが、聴いたことがある曲は1曲しかなかった。

それでもやっぱりトップアイドルは凄い。熱烈ファンと一緒になって、何にも知らない人も感動させるステージを魅せてくれる。

去年デビューして10周年だったとか、今、256歳なので、中3から高校の歳にデビューした事になる。それもまた凄いなって感じる。ステージ観てると、ももクロの人気は誠実な人達だからなんだろうなと感じる。それはお辞儀に表れており、全員90度まで深々と頭を下げ、少なくても10秒はその状態をキープするのだ。それだけでも好感度急上昇だった。

さて、帰り。シャトルバスを待つのに1.5時間ぐらい並んで待った。これが結構疲労した。

けど、全体的に観に行って良かった。