4/13 高校事変13 読了

なるほど、こうきたかって感じ。

劃篇の巻末「杠葉瑠那(ゆずりはるな)は誰だ?衝撃の新章」まさにその通りの展開。

今回のキーJKとなる杠葉瑠那は優莉匡太の6女。凜香が瑠那に逢いに行くところから今巻は始まる。瑠那は凜香と同い年で、この年から高校一年生となり、色々あって同じ高校に入学する。瑠那は匡太の6女と言っても、神社の神主に育てられ、病弱であることもあり、言動が物静かで、結衣や凜香とは正反対の人物。

結衣が長男架禱斗の野望を阻止し、日本が立ち直っているさなか、結衣は大学へ、凜香は高校

へ進学した年、世間では連続JK誘拐殺人事件が起こっていた。最終的にはそれに拘っていき事変に至るのだが、この連続JK誘拐殺人も、実は優莉家に関連し、突拍子のない瑠那の出生とかが明らかになっていく。加えて、何巻か忘れたが、事変に巻き込まれたお嬢様の亜樹凪が登場し、今後大きく関わっていくだろう様相も見せる。当然、結衣もちょっととだけ登場するが、さすがに高校事変なんで大学生は主役にはなれない。これからは、凜香と瑠那が主人公となって、何校の学校を潰していくのだろうか。そう言う意味で新章という事で巻の番号も算用数字に変わっているのも理解できる。

今まで同様、すっ飛んだ内容と格闘、戦闘で面白いのだが、学校を絡ませたり、高校生を絡ませたりでちょっと無理がある様にも感じた。前章が出来すぎていたのかも。

それにしても、映画化進んでる様で、結衣役誰かが凄く楽しみである。予想としては清野菜名さんと見ているのだが。キングダムの羌瘣役よりはハマってると思う。少々、年が離れてはいるが充分いける気がする。