6/7 あるいは修羅の十億年 完読

これも病院の売店で購入した本。オリンピック後の東京と日本を描く驚異の年代記っ帯に書いてあり、ページをめくると35の章に分かれているので読みやすいだろうと思い購入。

正直何が言いたいのか良くわからなかったし、最後まで読むのが辛かった。
オリンピック後と言うよりは、東日本大震災で2ヶ所の原発が爆発したと言う想定でのその後の日本?東京?福島?の話し。被災地は、日本の管轄下から離れ、諸外国の研究エリアになっており、その中に元々住んでいるまたは住んでいた人たちの話し。ポイントは、鯨と馬と菌なのであるが、私にはその繋がりが全くわからなかった。1章ごとにそれぞれのポイントの話が入れ替わっていくのであるが、最後に上手く噛み合うのかと思っていたのに何の関わりも見つけ出せなかった。読解力の無さか。
そんな中で、被災地の人がITを使って、東京の人間をアバターの様にして情報を得、のし上がっていく様はよく考えているなぁと思った。