10/22 映画 RRR 鑑賞

サイコーに面白かった。

テレビの情報番組で紹介していて、リリコさんがやるやつ、明日への活力になる映画みたいな事を言っていて、その宣伝映像見て、面白そうと思って、鑑賞。しかも、時間調整うまくいかず、IMAX.2500円。インド映画は面白いのは面白いけど、どうかなーと疑心暗鬼でチケット購入。結果、もしかしたらIMAXだから良かったのかも。

所は、インド。イギリスに支配されていて、インド人は奴隷以下、家畜以下、虫ケラの様に扱われている。同じインドでも、異なる部族がいて、ある部族の娘が二束三文の金でイギリス人に連れていかれる所から物語は始まる。このシーンだけでも心が揺さぶられ、涙が止められなかった。始まって数分。

連れ去られた後、場面はコロッと変わって、イギリスの分隊がインド人の抵抗によって何千と言う人に取り囲まれ、今にも押し潰されそうになっている場面で、隊長の「あいつを捕まえてこい」と言う一言で飛び出した一人の兵隊が、何千の中に単独飛び出して行き、ボコボコにやられながらも、見事に連れてくる。こんな事あるかよ!ってツッコミを入れながらも大迫力の格闘はそれだけでも見もの。この兵隊が主人公の一人で、とにかく昇進して軍隊を掌握したいが為の行動であったのだが、願い叶わず。

ここでまた、場面はコロッと変わって、最初のつれさられた少女の村の伝説で森のヒーローの噂話があり、連れ戻す為にはどんな事でもするっ言った後、出てくるのだが、この登場シーンの流れも賛否両論あるとは思うが、私は興奮した。この人も主人公の一人。

この主人公たちがある事故をきっかけで出会い、意気投合して親友になっていく、その様は歌で繋がれるのであるが、徐々にお互いが敵同士という事に気づき、友情か任務かと苦悩した挙句、戦うこととなる。その攻防がまた凄まじく、攻守が二転三転して、えーそーなるの?って言うのが何回も。

とにかく、辻褄が合おうが合うまいが、飽きさせない、スピード感と大音響の音楽とちょと粗いCG

お決まりのみんなでダンスももちろんあり、どっちかというと今までのインド映画のダンスはストーリーに関係なくいきなり始まるイメージだったのだが、今回はストーリーに沿ってスムーズにダンスが始まり大盛り上がりで次につながっていた。お見事。

インド映画の難は、なんかみんな顔が似通っていて、誰が誰だかわからなくなってくる所。

まあ、それでも、確かに明日への活力にはなった映画だった。