9/7 いけない 読了

本の表紙、裏表紙、帯に、この本は4章あって、それぞれ短編として完結しており、章末に絵若しくは写真とかが載せてあり、解読の手掛かりになっているとかなんとか、書いてあり、道尾さんだし面白そうかと思い購入。

最後の章は前3章の解決編みたいになっている。

あまり短編を好まないので、それぞれの章はなんか道尾さんらしく無いなあと思って読んでいたが、それでもそれぞれ謎解きがあり、面白さはあった。正直、各章末の絵がどう関係しているのかわからかったものもあるが、そーなってんのか、と理解はした。最後の種明かしもなるほどと思った。

内容的に事故被害の事や、今流行りのカルト宗教のことも出てくるので、時代を先取りしてるでは無いかとも思った。

全体的に面白かったのだが、なんかちょっと物足りなさを感じるのは、私だけだろうか。