5/29、6/4レミゼ鑑賞

2年ぶりのレミゼ。一昨年はチケット販売開始と同時に100回以上コールしたが繋がらず、数時間でソールドアウトと言われてガッカリし、ビアゴーゴーって言うネットチケット売りで5000円のチケットを15000円で買ってようやく2階席で観ることができた。今年も覚悟はしていたが、チケットぴあでたまたまリセールと言うことで1枚だけ残っていたので、大特急で会員になり、スムーズに手に入れることができた。ただし今回も2階席。それでも1万円ぐらいした。ま、しょうがない。

5/29のマチネ、ワクワクして観劇。演出も、一昨年とは若干変わっており、一昨年の感想でブログに挙げた内容、ガブローシュの最後の場面が大幅に変わっていて、今回のは涙物であった。が、要所要所で感動はしたのだが、昨年ほどの感動はなく、何か物足りなさを感じてしまった。期待しすぎと言うこともあるが、2階席で、役者が豆粒ぐらいにしか見えないからだと感じていた。

何とか1階席で観られないかと色々リサーチしていた所、6/3オケピネットと言うところで、6/4夜の部のL席センターブロック買いませんかのコメントあり。たまたま6/4は会社が休みで行ける!と思い、センターブロックの意味判らず、多分1階だろうと判断し、オケピネットを通してMさんとコンタクト。Mさんは、18時ごろに京浜東北線の駅で会えるならと言う事で、会社を速攻で飛び出して、電車に飛び乗った。会社終業が1715分、電車に乗ったのが、1740分ごろ、どう考えても

18時と言うタイムリミットには間に合わない。それでも電車に乗りながら、Mさんとメールでやりとりし、19時過ぎまで東京駅で待ってくれる事になり、何とか会うことができ、定価でチケット購入できた。Mさんに感謝。これで念願の1階席で観られる。チケット代は14500円だけど、高価な物とは思わなかった。

そして当日。1階L24番。前から12列目、中央ブロックの通路側。物凄い良い席。やっぱり舞台と近いと全然違う。確かに全体を観るのは難しいが、役者達の息遣いがすぐそこで聞こえてくるので臨場感が半端ない。マイクで拾っているので、2階席だと電子音っぽく聞こえるのだが、1階席だと、電子音ではあるが、その中に、役者の生声が聞こえるので否が応でも熱が伝わってくる。

残念ながら、目が悪い為、12列目でも表情が見えない。でも、それを差し引いても、感動した。もう思い残すことはない。レミゼ熱はもう上昇しないだろう。Mさんありがとう。

それにしても、ミュージカルの慣習でどうにも頂けないのが、ソロ歌終了後の拍手。意味がわからん。物語に集中していたら、そこで拍手は無いだろうと思うのだが、毎度毎度の拍手、リサイタルかいっ!でもよく観ていると、役者や楽団の人たちも確実に拍手待ちしているのがよくわかり、当たり前の慣習なんだろうな。残念だけど。

それと、カーテンコールの最後のスタンディングオベーション。感動して思わず立つのはわかるけど、後ろの人のこと考えてんのか!後ろも立ちゃぁ良いかもしれんが、子供だったらどうする?あんたのために見えなくなるんだぞ!って言いたくなる。この二つはミュージカルの悪しき慣習だと思う。