今年、また
レミゼをやるという事を知り、どうしても観たくなり、チケット販売日を心待ちにして、数カ月過ごし、販売当日、
午前9時から電話をかけ始めた。そう簡単につながるとは思っていなかったので、何度もかける覚悟は十分有った。有ったのだが、結果思いっきりへこんでしまった。100回以上かけ続け、その都度、現在混み合ってますのコメントを聞き、何時だったか忘れたが、午前中に、完売ですとのコメント。チケットは取れないは、電話をかけた時間が無駄になったは、
iPhoneの電池はなくなるは、踏んだり蹴ったりであった。
腐った気持ちでそれでも未練がましくちょくちょくサイトを見ていると、viagogoなる所が、チケット有りますのコメント。怪しそうなので、取り敢えず、評判を見てみると、悪そうな事は書いてなかったので、購入してみることにした。そんなに良い席ではなかったが、15000円、クレジットで、購入手続き完了。チケットが届くのは、公演の1週間前、なんか胡散臭い。それでも、信じて、待っていると、届いた届いた。感動物。中身を開けてみると、確かに有りました。ん?!チケットには5000円の文字が。よく見てなかったようで、3倍の値段で手に入れてたみたい。それでも、手に入ったのだから、まあいいかと自分に言い聞かせ、無理矢理納得。
本番までの日々は、修学旅行前の学生のごとくワクワク、ドキドキしていた。
迎えた当日、実はその日のお昼に、衝動的に、
女子プロレスを
後楽園ホールに見に行き、思いもよらぬ面白さで興奮していて、
レミゼの感動が薄れるかもと不安ではあった。
さて、帝国劇場。やはり、重厚感溢れる雰囲気のホールで、それだけでも、期待感が高まり、先の不安はそれだけで一蹴された。
初めて観た時と違うところは、ほとんどの歌を歌える事。最初から最後まで、口パクで歌っていた。両隣の人に迷惑かけてるかもと、不安であったが、特に睨まれてもいなかったので、多分大丈夫だったのだろう。
席は、2階の真ん中あたり。役者達が、
ジョジョの奇妙な冒険に出てくる、
バッドカンパニーやザ・ハーベストかと言うぐらい小さく、当然、表情は見えはずもない所。それでも、舞台の転換の様や、メイン以外の役者の動きがよくわかり、とても面白かった。
分かり切っている事だが、全体的にとても良く、感動したのだが、ちょっとしたダメ出しを。
全体的に暗かった。総合的に、最も明るい所から、逆算しての結果だろうが、暗かった。
後は、ガブローシュの最後の所がごちゃごちゃしていてちょっと残念だった。
♪♪♪♪
この日は、
女子プロレス、
レミゼととても充実した日であった。2019.5.12は忘れられない日となった。