3/2 天啓の殺意 完読

3/2   天啓の殺意  完読

著者が模倣の殺意を書いた人で、書店の平置き台に曰く付きで置いてあったので手にしてみた。解説に最後まで読んだら、もう一度表紙を見るでしょうとあったので、よく見るとなんかカバーと本体がズレていて、カバーを外して見ると、通常無地なのだが、カバーと同じ絵が書いてあったので、これが何か関係するんだろうと、先読みしてしまい、それを確かめるべく購入してよんだ。

模倣の殺意と同様、意外な展開で、確かによく考えられていると思った。ただ、読んでいる途中、ん?と引っかかったり、あれっと疑問に思ったりしたところがあり、理解しがたい所があった。
結果的に、先読みしていた事は何にもかんけいなかった。ちょっと悔しい。
なんとなくだが、以前読んだ星振り山荘の殺人に似ているかも。

2/24 忠臣蔵(上)完読

2/24  忠臣蔵(上) 完読

大まかなあらすじは知っており、赤穂城断絶とかの映画や、年末年始の時代劇スペシャルとかでも良く観てたけど、なぜか本で読んでみたくなり、手にしてしまった。
図書館で借りる時、上下巻物や一冊で完結しない物は、あまり手にしないのだが、作家が森村誠一で、時代物を書くとは思っていない人だったので、興味を持ってしまった。
加えて、前書きの部分を読んでみると、今までと違った観点で書いている様で、これもまた牽引力を大きくしてしまった。
読みはじめは、上記の前書き、登場人物の説明が長々と10ページ以上続き、中々進んで行かず、失敗したかなと思ったのだが、結論から言うと、読んで良かった。まだ上巻しか読んで無いけど、忠臣蔵が何たるものかが解った様な気がした。
単なる敵討ち物でなく、元禄という、武士が必要なくなっていく時代の中での武士の在り方が、様々な形で書かれている、とても人間ぽい人情ものである事がわかった。刃傷物だけに、なんちゃって。
内匠頭の家臣一同、敵討ちを考えるのだが、階級の違いや、勤め場所の違いや、家族構成の違いなどで、考え方が皆異なり、それが、初志一徹でなく、同志間の会話で、考え方が大きく変わる人、少し変わる人あり、とても面白い。中でも内蔵助だけは、初志一徹で、のらりくらりしたのは全て演技だと認識していたが、自分の名声の為とか、放蕩の人生も悪くはないと考えてた、としており、そりゃそうだわな、と思ってしまった。家臣の中でも、好きな人ができ、
一旦は、同志の同意の元で、脱退するのだが、相手の家族のこと、同志の事の狭間で悩んだ末に、あっさり自決するところは、なんでと思いながらも、感動した。
今まで関係が良く理解していなかった、上杉家なのだが、ここの家老である、色部の事をしっかり書いてあり、大石と色部とのやりとりは、諸葛亮孔明司馬懿仲達との攻防や、レミゼのバルジャンとジャベールの対決とかを思い出した。
上巻読むのが2週間以上かかりそうなので、延長しに図書館に行ったのだが、予約が入っている為、延長不可であった。残り50ページぐらいはほぼ斜め読みになってしまった。
続けて下巻を読みたかったが、貸出中で無かった。残念。

2018/6/1 映画の日

6/1映画の日

会社を早く出て、RAMPAGEを観た。巨大動物のやつ。
宣伝では、大きくなった動物が街を破壊して、さてどうなる、といった感じだつたので、ほとんど期待せずに席に座った。
色んな映画のごちゃ混ぜ感はあるが、最後に、その後の展開も読めたにも拘らず、涙をながしていた。やられた。
動物が大きくなる所はレボリューションを、悪者の描き方は、エイリアン2を、最初の狩ではプレデターを、巨大動物の戦いはゴジラジュラシックパークを、主役の活躍ではダイハードを、そして何と言ってもキングコングを思い出した。
涙したのは、死に別れのシーンなのであるが、先の展開分かっていたのに、涙腺が弱くなったとしか思えなかった。
でも、なんか爽快でほんわかした映画だったので、満足。

2018/5/27 新参者 完読

2018/5/27   新参者  完読

新参者とは、加賀刑事の事。一つの事件を解決していく為に、普段気付かない様な些細な事に注目して、独特な聞き込みで、真相をさぐっていく。
様々な立場の人への断片的な聞き込みで、話が進むのだが、なんの関わりもない会話が、読んでいくに連れ、絡み合いっていく。加えて、登場人物がはじめは悪く思われる様に記載されているにも関わらず、読んでいくに連れ、家族への思いやりが深い事が分かり、それらが、見事に絡み合って来る。友人からの推薦でよんだが、友人に感謝する位、面白かった。

2018年/5月 福岡長崎紀行

2018/5福岡長崎紀行

母校のクラブ55周年で、いざ福岡へ。1月末に連絡有り、早速飛行機の予約。往復で2万7千円安い?高い?
5/4が当日たが、5/2から5/5の旅とした。宿も取るべきであったが、何となく先延ばしにしてしまい、どんたくの最中で、3日つづけての予約はだんだんと困難になり、結果、3日と4日別々の宿となってしまった。両方で、1万以内なので、まあ良しとしよう。
おっと、2日はどうするのということで、急遽、長崎へ足を伸ばしてみようと思い立ち、行き当たりばったりの旅が始まった。
天神から長崎駅まで高速バス往復約5千円。長崎での路面電車4回分(120円×4)と、観光地の割引付き。
行きの道程は、途中事故の為、約1時間程の渋滞込みで、約3時間。長崎駅に着いたら生憎の雨。クールファイブを思い出し、まっ良いか。
到着は、13時過ぎだったので、まずは腹ごしらえ。とにかく一番近いちゃんぽん屋さんへ、ゴー。少々しょっぱかったけど、7百円で、ご飯と小鉢付きのランチだったので、お得感あり。お腹も一杯になったので、ふらふら観光の始まり始まり。まずは、定番の大浦天主堂グラバー園へ、路面電車で、約10分。
大浦天主堂は、さすがに国宝だけあって、妙に厳かな雰囲気で、弾圧を乗り越えてのここなんだ、と言う重厚感たっぷりの教会だった。キリスト教の偉大さを改めて感じた。
教会を出て更に雨の中を、グラバー園に向かう。30年前に中学校の修学旅行で一度来た事が有るのに、全くと言って良いほど覚えてなかった。
長いエスカレーターを3本乗り継ぎ、丘の上から洋館を見学しながら下って行くのだが、長いこと長いこと。おーい竜馬で出ていた、屋根裏の部屋が本当にあったのには驚いた。てっきりフィクションかとおもいこんでいた。色々洋館があったけど、やっぱりグラバー邸が魅力的だった。あめでなかったら、さぞかし良い景色だったろうに。夕日を背負った稲佐山を背景に豪華客船の入港が重なりとても良いタイミングだったのに。
この地区に、発祥の地の多い事。ボーリング、電信、アスファルト、テニスコート、西洋料理等々。
グラバーの丘を下りて、16時過ぎ。近くに、孔子廟があるので、閉園時間が気になるが、行ってみた。30分位見られるので、はいってみた。ほとんどが、複製品で、半分くらいは、孔子とは関係ないような陶芸品だつたので、損した感がかってしまった。
‼️‼️
来福まえに図書館で借りた本が武者小路実篤の釈迦、長崎で初めて訪れた場所が、大浦天主堂、今入ったのが孔子廟。この日は、図らずも、世界三大至聖とあいまみれた事となり、何だか、聖者にでもなった感じかした。そう言う意味であれば、孔子廟訪問は、価値のあったものであった。
ネットで長崎、ちゃんぽんを検索すると、必ずでるのが、大浦天主堂下りたところにある、豪華な建物の中華やさん。どうしても食べたくて、ダメ元で行って見ると、約10分待ちだったので、無条件で、イン。約1000円のちゃんぽんを食した。さほど美味くも無かったが、高級感と景色をかんがえるとこんなもんか。
お腹が一杯になったので、繁華街まで歩くことにした。良さげな店があれば、一杯引っ掛けるつもりで。
良さげな店発見するも、入る勇気が出なかった。丸山の花月。たまたまぶらぶら歩いて行き着いたのだが、高級感バリバリで、自分の出入り出来るところではないと自覚。でも図々しく、玄関まで入って写真だけは、しっかり撮ってきた。
さて、本日の宿、どうしよう。この時点でまだ決めてないのも、度胸があるのかどうなのか。稲佐山中腹に、サウナ有りの、いわゆる健康ランド有り、24時間やってる事を確認。長崎駅から送迎バスあるとのことで、バスを待って、いざサウナへ。なんとはない、普通のサウナで、一晩越しで約4千円。まあ、普通のホテルに泊まることを考えると、割安か。
露天風呂から、裸眼での雨の長崎。情緒あるなぁ。この夜は酒も飲まず風呂入って大人しく就寝。
5/3木曜日、憲法記念日憲法のことを考える事もなく、高速バス発車の10時まで、どうしようと、サウナの送迎バスを待つ間考えた。長崎駅を中心にして、昨日と反対側を攻めよう。亀山社中跡は、必須で、他行けるところは、メガネ橋ぐらいか。
とりあえず、路面電車後2回乗れるので、長崎駅から、メガネ橋近くの駅、公会堂前だったか、まで行ってそれから亀山社中へ行く事とする。公会堂って久し振りに聞いた感じがする。都会じやぁ、もう無いのかも。
恥ずかしい話ではあるが、メガネ橋ってよく知らなくて、近くに同じような橋が何個もかかってその内の一つがメガネ橋という事を、初めて知った。メガネ橋単体のフォルムも良いけど、全体の景色が良かった。以前の災害で流れた事を考えると、とんでもない災害だった事が分かりゾッとしたけど、復旧の力づよさも感じた。
そんな事を考えながら、足を亀山社中に向け歩いた。亀山社中は小高い山の中腹にあるのだが、その麓には、お寺が数多く並んでいたが何か言われがあるのだろうか。確認もせず歩いてしまった事、少し後悔。こちらも勉強不足で恥ずかしいのだが、亀山社中跡と書いた碑、があるだけだと思っていたが、なんと復元したのだろうが、きちんとした建物があり、レプリカばっかりではあるが、展示品も多く、びっくりだった。この場所から、志士達が長崎の景色を見ながら新しい時代を夢見てたと思うと感慨深い。ここでの記念に、手ぬぐいを購入。近くに、竜馬ブーツ像、ボランティアでやってる竜馬記念館を訪問し、タイムアップ。高速バス停へ向かった。
北九州を横断し、一路博多へ。この日は5/3、どんたく真っ最中。バス予約してなかったら、多分乗れてないだろう。
午後1時ぐらいに天神着。予約した、この日の宿は、香椎のSPA。送迎バスは、博多駅からなので、天神から博多駅まで歩く事にした。途中、博多ラーメン食べようと決意。天神からラーメン屋を探しながら、歩いたが、中洲を越えてもみつけられず。こんな時って何で、望んだものが中々みつからないのだろうか。と考えつつ、アーケード街に入って、ようやく発見。替え玉付き、明太子ごはん付きで千円以内、ビールが一杯だけ百円とお得感満載の店を発売。味的には、普通だったが満腹になつた。更に博多駅を目指すと、屋台発見。と言っても飲み屋とか、おでん屋とかでは無く、なんとわらび餅。大昔、尾道の浜に来ていた屋台を思い出した。お腹いっぱいなので、買うつもりは無かったが、只のわらび餅で無く、最中の中にわらび餅を入れて、歩きながらでも食べられる様になつていた。丁度、アイスのジャンボ最中みたいな感じ。気になってしょうがなかったので、10分ぐらい並んで購入。百円。美味しいとは言えないが、アイデアが、素晴らしい。一度は食べておいた方がいい。
そうこうして歩いて、博多駅到着。バスが来る時間まで40分ぐらい。どこかでコーヒーでもと思って歩けど歩けどない。結局、30分ぐらいウロチョロしただけだった。そうこうしてると、バスの時間。行く人が結構多く、乗れるんかいと不安になったが、取り敢えず乗れた。
博多駅からは3から40分で、ちょっと遠いけど、出来たばっかりなのか大変綺麗だった。
泊まるところは、壁に二段の穴が開いていて、その中に潜り込む、いわゆるカプセルホテルかと思ってたが、ベッドの幅で仕切られた空間で、まあまあの個室感あり。少し満足。
部屋確認後、飲み会に出発。送迎バスの時間ギリギリに行ったら、満員でのれず。博多駅でない別の駅行きがその後に来たので取り敢えずは良かった。今日の飲み会は、記念祭の前夜祭で有志でのもの。4人ではあったが、飲んだ場所が学校近くの飲み屋だったので懐かしさ倍増。しずという飲み屋なのだが、学生時代そんなに頻繁では無かったけど、何回か通った店で、内装は変わっていたけど、他は、昔のまま。壁は、歴代の学生たちの落書き、落書き、落書き。学生相手だけに、値段も安い。
会話をする内、だんだんとあの頃に戻って行くのだが、やはりアラウンド55なので体調の事やら、音信不通の人の話やら。あっという間に時間が過ぎて行き、22時過ぎ。まずは天神まで地下鉄ででて、博多ラーメンを食べて解散。振り返れば、昨日は、昼、夜とも長崎チャンポン、今日は昼、夜とも博多ラーメン。麺類ばっかじゃん。
さて、本日の宿泊所である香椎のスパ。名前はてりはと言う所だか、呑んで帰って12時近く。流石に、全ての施設をみる事ができず、一汗流して直ぐに就寝。明日朝、送迎バスの始発までの間に、色々満喫しよう。
失敗した。朝の数時間では、一風呂浴びて終わってしまった。岩盤浴とか色々あったのに。残念。
そそくさと、身仕度して、博多駅へと向かう。本日の宿泊所へのアプローチ。この日は、初めてのゲストハウス。ベッドだけ借りるやつ。チェックインは、3時からだけど、無理矢理頼んで、朝から鞄を置かさせてもらった。この時はまだ、中の様子は、全くわからず。取り敢えず、朝ごはん食べて母校に行かねば。どうしてもうどんが欲しく、ゲストハウスで聞いてみたが、近くに無し。とにかく、うどん屋を探して
天神界隈を練り歩くき、アーケード街に一件見つけ、早速イン。立ち食いうどん風だつたが、とにかくうどんにありつけて満足。
結局、ブランチみたいになったので、そのまま地下鉄で母校へ。最寄り駅改札前に現役の後輩が案内で立っていた。未だにきちんとしてるなぁとプチ感動。式典までちょっと時間があるので、4年間お世話になった下宿を見に行く。聞いてはいたが、もう誰も住んで無い様子で、少し寂しさを感じた。他の知っている寮や下宿は立て直ししてて、あれだけ学生のための住まいがあった所が凄い様変わりしていた。
さて、記念式典の演武会。これまでは、天神辺りのホテル等で開催していたのだが、今回は、学校内のホールであった。200人程度の昔ながらのホールで、現役達の手作りの演出には、物足りなさを感じた反面、頑張ってるなぁと、関心もした。今では、芝居を少しかじっているので、舞台の事や、演出、構成など面白そうだと思うが、自分が現役だったら、さぞ面倒くさい事と思っただろう。
演武の方はと言うと、一つ一つの時間が少なく感じた事と、派手な構成がなかった事で、物足りなさを感じた。我々のころは、投げ技とかもっと多用してたと思う。
とは言え、久しぶりの演武で、昔の若い感覚が戻った気がしたので、来た甲斐があった。
そんなに情熱を燃やしたとは思って無いけど、身体に染み込んだ何かがあるのだろう。
今年で55年で我々が20代目なので、既に後輩の方が多く、知っている顔は後輩も含めみなおっさん、おばさんになっていた。当たり前か。
懇親会も学内の食堂で、オードブル形式の、立食だった。学内での開催、予算事情で、飲み物、食べ物が、底をついてしまった様だが、会自体は盛り上がっていた様にかんじた。応援団に女性が入っているのにはビックリ。
終了後は、同期のメンバーで天神で懇親。今回は、8名の参加で、60周年でまた会おうと約束し、その時はもう少し増えれは良いな、と言う思いで解散。
迷い迷って、徒歩にてゲストハウスへ戻つた。12時前だったか。おっさんが起きてくれてて、カバンを受け取って、2階のベッドルームへ移動。二段ベッドが2つあり、すでに3人は就寝中。できるだけ静かに、着替え、シャワーが12時までだつたので、急いであびてとっとと寝た。使える空間がベッドの上だけなので、狭い感が半端無いが、約5時間程度の寝るだけの間なので、苦ではなかった。翌朝は、7時台の飛行機なので、5時頃チェックアウト。結局、ゲストハウス初体験だったのだが、ベッドを借りただけで、良かったのか、悪かったのかもわからないくらい、あっという間のひとときだった。
5/5の朝5時起床し、博多駅から福岡空港まで地下鉄で移動。7時台の飛行機に搭乗した。搭乗手続きの際、前が壁の席になるけど良いかと聞かれ、さぞ変な席なんだろうな、まあ、小一時間なんでいいか、と思いながら、席まで行くと、エコノミーの一番前で、窓際で、翼より前だつたので、ゆっくり西日本を上空から見える最高の席だった。しかも、朝早く、雲もうっすらとしかない好天気だったので、最高の景色を堪能できた。降りる少し前は富士山がクッキリ見え、心が洗われた。久しぶりの旅の締めくくりとして、大変満足だった。f:id:kumohiko:20190210152744j:plain

2019年 読書履歴

2019年 読書履歴

1/9  その女アレックス  P・ルメートル  1
1/25  マリアビートル  伊坂幸太郎  2
1/31  梟の城  司馬遼太郎  4
2/5  赤い指  東野圭吾  5
2/9  ため息に溺れる  石川智健  6
2/24  忠臣蔵(上)  森村誠一  7
3/2  天啓の殺意  中町  信  8
3/16  放浪記  林芙美子  9
3/30  金閣寺  三島由紀夫  10
4/12  宴のあと  三島由紀夫  11
5/2  忠臣蔵(下)  森村誠一  12
5/12  故郷/阿Q正伝  魯迅  13
5/19  子宮の記憶  藤田宜永  14
6/11  安達元彦  刊行する会・編者  16
6/19  日本の神話  雑誌  17
7/1  罪の声  塩田武士  18
7/5  6月31日の同窓会  真梨幸子  19
7/10  笑うハーレキン  道尾秀介  20
7/13  人間失格  太宰治  21
7/20  高校事変  松岡圭祐  22
7/24  後悔病棟  垣谷美雨  23
7/25  ハイビスカス殺人事件  西村京太郎  24
7/30  高校事変 Ⅱ  松岡圭祐  25
8/8  レプリカ達の夜  一條次郎  26
8/9  「死ぬんじやねーそ」 中川翔子  27
8/19  夢幻花  東野圭吾  28
8/26  ゼロの誘拐  深谷忠記  30
9/7  日航123便墜落 疑惑のはじまり  青山透子  31
9/14  白砂  鏑木蓮  32
9/18  絶唱  湊かなえ  33
9/23  「子供を殺してください」と言う親たち  押川剛  34
9/25  高校事変III  松岡圭祐  35
10/1  テミスの求刑  大門剛明  36
10/11  禁じられた遊び  清水カルマ  37
10/19  完全無罪  大門剛明  38
10/27  被害者は誰?  貫井徳郎 39
11/3  水曜の朝、午前三時  蓮見圭一  40
11/7  クール・キャンデー  若竹七海  41
11/23  果鋭  黒川博行  42
11/27  高校事変 Ⅳ  松岡圭祐  43
12/8  悪鬼のウイルス  二宮敦人  44

2019/2/1 メリーポピンズリターンズ 観た

2019/2/1  映画の日  メリーポピンズ リターンズ  観る

何の前情報も入手せず、期待大で観に行った。前作の音楽や歌やストーリーがそのままなのか、新たに作ったのか、どちらに転んでも、どの様に仕上がっているのか、とにかくワクワク最大限で席に座った。
結果、思わずスタンディングオベーションしようかと思ったぐらい素晴らしかった。約2時間半の内、1/4は涙をながしていた。多くは、深読みしすぎかも知れないが。
内容は、音楽、歌、ストーリーが全て新しく、しかも、キッチリ前作を踏襲しており、申し分なかった。気のせいかも知れないが、前作の曲のフレーズが要所要所に入ってたのでは。
全体的に観て、ディズニーランドにいる様な感覚だった。
前作では、厳格な銀行マンの父親と女性差別と戦っている母親、二人の子供、お手伝いさん、で構成されている家庭に、子供の家庭教師としてメリーポピンズがやってきて、想像力の大切さと、子供への対応を父親に教えていくのであるが、今回は、その時の子供、ジェーンとマイケルが大人になってマイケルに子供が出来、経済不況により、家を手放さなければならない状況の所にやって来て、やはり想像力の大切さと、家族の愛を教えると言ったストーリー。
登場人物も工夫しており、パートは出ないが、その後輩の様な人が出たり、時報を大砲で伝える船長はそのままだったり、笑うおじさんの代わりに、第三水曜日は何もかもが逆さになるおばさんが出たり、想像の世界ではアニメーションを使ったり、凧の代わりに風船を使ったり、と前作を匂わせながら、見事に新しい物につくりあげていた。最後には、前作でも出ていた銀行の頭取が、同じ俳優で出て来た時には感動物だった。前作ではバート役の俳優。かなり高齢だとは思うか、キッチリダンスと歌をこなしていた。凄い。最後に凧の代わりに風船を飛ばす歌があるのだが、歌っているおばあさんはかなり有名な方なんではなかろうか。前作の鳩の餌の所で出演した女優の様に。
メリーポピンズ役の女優がクワイエットプレースの人とはきづかなかった。
前作の凧の使い方や、2ペンスが助けてくれるとか、面白かった。
子供の頃にメリーポピンズに会っているのに、ある程度だらしのない大人になっているマイケルは、ちょっと残念だった。