7/26 たゆたえども沈まず 完読

ゴッホ、と言うよりはゴッホを取り巻く人達の話。歴史的事実の中に、真実では無いかと思われるくらいのフィクション。私みたいな知らない人が読むと、真実としか思えない内容。最後にフィクションて書いてなければ全く気づかないだろう。ゴッホって、死んでもなおまだ有名では無かった事とか、日本の浮世絵に触発されているとか、タンギー爺さんの絵に浮世絵が描かれていることとか、まったく知らなかった。この本も、スマフォ片手に、ゴッホやモネやマネの絵を見ながら読んでいった。写楽や広重も。たまたま、近所で浮世絵展やっていたので、思わず入って鑑賞してしまうほど興味を持った。

ゴッホの時代はまだ写実派が旺盛で、新鋭の画家特に印象派の人達はなかなか日の目を見られない時代。弟と日本から来た画商のみゴッホの絵を高評価しており、時が経てば必ず高価で買取されると信じていた。今から考えると、この人達はとてつも無い先見の明があったと言うことだが、ゴッホ本人も、その弟も、高評価されている頃にはこの世にはいなかった。良く、死んでからその評価が上がると言われるが、正にその通り。でも、日の目を見ない芸術家の方がわんさか居るんだろうな。まだ写実だの印象だの何が良いのか全然わかんないけど、原田マハさんの小説で、絵画への道が少し開いた、そんな感じがする。

ゴッホよりはピカソ、ルソーの方が読み応えがあった感あり。沈まず 完読

ゴッホ、と言うよりはゴッホを取り巻く人達の話。歴史的事実の中に、真実では無いかと思われるくらいのフィクション。私みたいな知らない人が読むと、真実としか思えない内容。最後にフィクションて書いてなければ全く気づかないだろう。ゴッホって、死んでもなおまだ有名では無かった事とか、日本の浮世絵に触発されているとか、タンギー爺さんの絵に浮世絵が描かれていることとか、まったく知らなかった。この本も、スマフォ片手に、ゴッホやモネやマネの絵を見ながら読んでいった。写楽や広重も。たまたま、近所で浮世絵展やっていたので、思わず入って鑑賞してしまうほど興味を持った。

ゴッホの時代はまだ写実派が旺盛で、新鋭の画家特に印象派の人達はなかなか日の目を見られない時代。弟と日本から来た画商のみゴッホの絵を高評価しており、時が経てば必ず高価で買取されると信じていた。今から考えると、この人達はとてつも無い先見の明があったと言うことだが、ゴッホ本人も、その弟も、高評価されている頃にはこの世にはいなかった。良く、死んでからその評価が上がると言われるが、正にその通り。でも、日の目を見ない芸術家の方がわんさか居るんだろうな。まだ写実だの印象だの何が良いのか全然わかんないけど、原田マハさんの小説で、絵画への道が少し開いた、そんな感じがする。

ゴッホよりはピカソ、ルソーの方が読み応えがあった感あり。