去年の7月に読んだ小説の映画化。感想を読み返してみると絶賛していた。それもあって、邦画なのに、映画の日では無いのに観に行った。まあ、ポイントが溜まっていて一本無料という事もあったのだが。
かなり期待して観たからか、余り心に残らなかった。なんだか、見事に真相暴きましたよ、良かったですね、で終わった感が拭い去れないでいる。
これが真相なんだと思わせる程の見事なフィクションであるが故に、真に伝えたい事が薄れている様な気がする。加害者の身内は被害者であることの苦しみや苦悩があまり伝わってこなかった。ハッピーエンドとまでは言わないけれど、真相わかって良かったね、チャンチャン、で終わった感が残ってしまった。
本当は無料だったのだが、毎月23日がいつも行く映画館の日で、1200円だったので、お金払って観てしまった。無料は次回に取っておこう。