11/4 高校事変 Ⅸ 完読

今年入院してⅤ、Ⅵ、退院してⅦ、Ⅷと読んで早Ⅸを読んでしまった。何度も何度も書くが、こんなにも早いタイミングでシリーズ物って書き上げられる物なのかなぁ。最近の事情も要所要所に出てくるので、書き溜めているとも思えないし。 ただ、今回はコロナの話は出てこず、医者がベトナムに行ったりしているので、最近の事情はちょっと置いといたみたいではあったが。 そう言えば、ベトナムに行った医者と姉の話はどうなったのだろうか。兄の話とともに、Ⅹに持ち越しかな。 今回は、宿敵勇治との最終対決。場所は因縁の武蔵小杉高校。どの様な対決になるか楽しみではあったが、ちょっと拍子抜けした感じはあり。 それでも、ジェットコースター並のスピード感があり、一気に読み上げてしまった。勇治と結衣の一進一退の攻防は手に汗握る物がある。 今回は、元担任の教師がキーになって進んでいくのだが、学校での教育とはどこまで責任を持たなければならないのか、特に、凶悪な生徒に対して、どの様に対応しなくてはならないのか等、問題提起が投げられている様に感じた。 勇治との対決も完了したので、これまでかなと思っていたが、次は兄との対決に進んでいく様だ。どこまで凄い発想なのだろうか。