5/12 故郷/阿Q正伝 完読


難しかった。字を追っていって、情景を想像することはできても、言いたいことがほとんど分からず。解説には、中国の当時の階級の違いやら、革命に対する思いとかが風刺されているとあったが、全く読み取れなかった。
言い訳ではあるが、近代中国の歴史や諸外国との関わりとか、中国文学の変遷など、ある程度わかってないと無理かも。
中国の歴史は陳舜臣の小説を4、5回読んでいるので、ある程度わかっているつもりだったが、清から中華民国、人民共和国へ移っていった近代の流れは、私の中ではかなりごちゃ混ぜになっていた。
恥ずかしいことだが、阿Qが人名を指していたこと、初めて知った。